初の単独著書発売中！『Ｓｏｍｅｔｈｉｎｇ Ｊａｚｚｙ〜女子のための新しいジャズ・ガイド 』
詳細はこ ちら
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ちら
好きな色の服装なので久しぶりにお願いして撮らせてもらう。難しい色味なのと、
ご老体デジカメなので不調気味なこともあって、階調補正に手こずる。
上がりはやたら派手な緑になってしまうんだが、見た目に近くなるよう補正してみた。
普段一番気を使う背景なのに、舞い上がってて髪とかぶってしまった。
今回は失敗気味だぁorzごめんなさい。
06.08.26 誕生日のカクテル、ごちそうさまです。
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03年７月 山野楽器のイベントにて
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渋谷のハワイアンバーで、03年4月
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「島田奈美」さんは、いわゆるおニャン子ブームで、非ＣＸ系のアイ ドルが軒並み不振だった86年にデビューしました。それまでにもCMモデルをしたことはありましたが、学研のアイドル雑誌による読者投票と、 映画オーディションが実質的なきっかけです。同じ雑誌からほぼ同じような経緯でメジャーデビューした人に西村知美さんがいます。この２人、偉大なるB級アイドルとよばれるように、ファン以外にも知られるようなヒット曲はない一方で、コアにな るファンからは、とても強い支持をうけました。二 人に共通する売り出し方として、デビュ−したてのアイドルにありがちな水着等の露出の大きなグラビア取材は一切やらない、というのが あります。本人の強い拒絶感情や、肌が弱くて荒れやすかったということもあったようですが、このことは大多数をしめるヌルいアイドルファン（可愛いコが大 胆な格好してる、ことに注目する層）には受けないものの、疑似恋愛を望むコアなファンの獲得には多大の効果がありまし た。しかし、スケールの大きな仕事を続けるためにはなんとかして知名度があがらないといけません。（そういうなりふりかまわない時期の仕事がいわゆる発掘写真になったりするのですが、この二人にはそれがほとんどない） 年頃の女の子なら恥ずかしいのが当たり前ですが、一方でアイドルというジャンルの成り立ちからすれば、誌面や番組作りに関わった人たちからは、内心いろいろ言いたいこともあったようです。
西 村さんはその後、地なのかすっごく計算してるのかわかりませんが『天然ボケ』を持ち味にバラエティに進出していき、アイドルファン以外にも認知されていき ます。いっぽう、島田さんはミュージシャン志向をつよめていき、アイドルとしての評価は高かったものの、そこからの脱皮をはかろうとした結果、ただでさえ 少数の従来のファンをかなり失ったうえに、音楽的な試みを評価する声もあったものの参入しようとし たジャンルからはそれほど強い支持を得られずに引退という結論にいたりました。現在は本名の島田奈央子に戻って、洋楽やガールポップス系のライター、DJとして活躍しています。最近は、難解でマニアの占有物というイメージのあったジャズを初心者、女性にも親しみやすいものとするための各種イベントのプロデュースにも、積極的に関わっています｡
本人の嗜好と、周囲からみた才能や適性、運がかならずしもマッチしないことはよくあることですが、彼女の場合はさまざま試行錯誤の後にポジションをみつけられたといえるでしょう。他方で、彼女のための音楽は意外なところでも評価をうけることになります。バックバンドであったナミゲーターにも参加していた、現在は音楽プロデューサーの寺田創一さ んによるリミックス盤がLAのクラブ・シーンにうけてディスコでかかりまくったとか、著名なアレンジャーが彼女の曲をとりあげたとか、数々のエピソードが ありました。最近では、ハワイアンのCDもリリースして、歌の活動もオファーがあるようです。（昔の名前の歌はもう歌わないところが、ガンコな彼女らしい のですが。）
奈央子さんは、ファンやプロモーターが期待し喜んでくれそうな方向に対して、それと知りつつも常に一定の距離をおいていたように思います。ファンを増やし ビジネスを大きくして売れること、よりも自分のやりたいことは何なのか、どうしたらできるのかということを、生真面目に考え続けていたようにもみえます。 西村さんのように、自分の持ち味をうまく周囲の期待と融合させることができれば、タレントとして活動できたのかもしれませんが、彼女は真面目過ぎたのか な。
とはいえ、夢にこだわりとおすことは、大人になるにつれなかなかできなくなります。アイドルとして展開した月日は濃密であったけれど短いものでしたが、今の彼女はそれ以上に充実しているのではないでしょうか。
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寺田創一さんによるリミックス盤［Sun Shower Remixes]はこちらで入手可能
『naoko@net 』
島田奈央子さんのホームページ ；本人が引退後本名で作ったページ
BGM:『Dream Child』『ブルードットの恋』『Sun shower』
