東京都羽村市交通安全パレード

☆忍さんの歌手デビュー前の宣材　　　　

1988年11月2日発売のシングル「小さな決心」から、デビュー15周年を迎えた中山忍さんの記念パーティーは2003年のまさに11月2日、秋田県横手市、横手IC近くの御両親がオーナーのイタリアンレストラン、バル=パサポルテ(お店のHPはここ）で行なわれました。　

　忍さんは、ごく小さいころにCMに出たことがあるようですが仕事としては続かず、アイドルとしてのデビューは、お姉さんを出迎えに行った空港で事務所の関係者に誘われてドラマに出たのがきっかけでした。
　それまで水を向けられても「自分はそういう世界に興味がない」という反応だったそうです。とてもおとなしく、人見知りをする性格のためか、初出演のドラマ「オトコだろっ！」で共演した西田敏行さんらが「中山忍を守る会」（活動内容不明（笑））を作ったと言う話も伝わっています。この印象は一般のファンにも共通だったとみえ、ファンクラブ名称もTHE GUARDSという、そのまんまなものでした。

　華やかな印象のお姉さんと常に比較されることに悩みながら頑張ったのですが、残念ながらアイドルとしてはやや低迷し、一芸入試で亜細亜大学に進学したものの真面目な性格からか、学校に通うことの意味を考え込んでしまうようになってしまいます。仕事への取り組みにも影響がでてしまい、見かねたマネージャーさんにも叱られ励まされ、リベンジのきっかけを掴むことになりました。
　その後は出演映画にも恵まれ、 人気の怪獣映画ガメラシリーズでの若き鳥類学者「長峰真弓」役の繊細で知的なイメージがきっかけとなって映画や舞台等に活躍の場がひろがり、打ち込める物をみつけることができました。ちなみに監督の金子修介さんの自著によれば、初めて中山忍に注目したのは、なんと「もういちどI Love you 」の撮影現場でかわいらしさが評判になっていたので監督も気になっていってみた時のことで、話をすると当時他のアイドル主演映画を撮っていた監督の作品についてもよく知っていて（これがうれしかったとのこと）、いろいろ話が弾んだそうで、それがずっと印象に残っていたそうです。
　その後監督はガメラを撮る時、忍さんは長峰役には少し若すぎると思っていたそうですが、彼女自身の熱心なアプローチを受けて起用してみると、思いがけず魅力的な役柄となって、映画は大成功を収めました。
大学は、結果として中退してしまいますが、それは彼女にとっては積極的な選択をしたといえるでしょう。舞台映えする長身と、独特の自然で上品な雰囲気は、控えめながらもなかなか個性的なキャラクターです。トークもとても饒舌で、明るい面白い話ができるようになりました。
　長年つきあってきたマネージャーさんとは、海外の大きな賞をとったら、インタビューで「いちばんお世話になったこの人のおかげです」と自分のことをいいなさいという約束をしているそうですが（笑）早くそんな日がくるといいですね。

個人的には和服が似合ってるのがまたヨシ。

中山忍さんのオフィシャルホームページ

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